「Prelude第12回本公演『糠に釘』」に藤峰みずきが出演します!
【あらすじ】
都内郊外で活動する演劇団体。
公演リハーサル中の出来事—。
照明機材にトラブルがあり、場当たりは一時中断。
暗闇の中、舞台装置の高台上で待機する役者。
次の瞬間、大きな物音と共に一人の役者が転落してしまう。
照明が点くと、そこにはメンバーである和樹(かずき)が
横たわっており、後に死亡が確認される。
団体側からの説明は、役者の不注意により起こった事故である
との事だった。
事故後、和樹の姉である幸恵(ゆきえ)は和樹と団体との関わり
を調べていく中で、数作品前から主宰(松下)は団体の脚本を
書いておらず、ゴーストライターとして、和樹に執筆を
させていたことが判明する。
また、満を持して和樹名義で公表された脚本が、
つい先日SNS上において、盗作疑惑で炎上していたことを知る。
加えて事故の数週間前、和樹は同棲中のパートナーである
結花(ゆいか)にプロポーズをし、2人は結婚が決まったばかりだった。
幸恵は単なる事故ではなく、団体内の圧力、またSNSや人間関係への
疲弊から、和樹が自ら命を絶った可能性もあると考えた。
そんな中、副代表アオの元に劇場側から一本の映像が届く。
それは暗視カメラにより、高台の上での和樹の動きが
シルエットながらに確認できるものであった。
しかし、主宰の松下はアオに対し、こう告げた。
—暗転中の映像。あれ、消しちゃっていいや。
和樹の死が、事故だったのか自死だったのか真相を知るべく、
幸恵は関係する人々に更なる聞き込みをして回ることに…。
【公演期間】2025年9月24日(水)~29日(月)
【劇場】テアトルBONBON
【脚本・演出】西村賢人
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